

くりこ
@kurikomone
三度の飯より本が好き。
生き延びるための読書。
- 2025年12月7日
部落フェミニズムのぴこ,宮前千雅子,熊本理抄,石地かおる,福岡ともみ,藤岡美恵子読みたい - 2025年12月7日
ヒトラーに抵抗した人々對馬達雄読みたい - 2025年12月6日
- 2025年12月6日
トラウマからの回復と社会の修復野坂祐子読みたい - 2025年12月6日
日本の「射精責任」論齋藤圭介読みたい - 2025年12月6日
私のからだは私のもの平井美津子まだ読んでる〈sexwork is workの立場として書いてます、 あと私は男性が女性を買う権利は擁護してません。〉 第九章真ん中くらいまで読む。 第4章まで、実際に起こった性暴力事件が羅列してあり、かなり読みごたえがある(と同時にぎょっとする事件が沢山ある。性暴力サバイバーは読まない方がいいかも。私はレイプとまではいかないけど自分の被害体験を数日思い出してしまって気分が悪かった。)第5章からの日本軍が売春を管理して、軍の指揮を高め、日本や朝鮮半島の女性が翻弄されていく様子は、『愛と欲望のナチズム』に書かれていた、ナチ党が女性を性的に搾取しドイツ軍のみならず、強制収容所の男性たちの戦闘、労働意欲を高めていたことを思い出した。さらに、戦後も駐屯軍のために「慰安所」を作っていたところは対米従属っぷりがうかがえる。 しかし、.p.191でセックスワーカー当事者団体SWASHを引き合いに出し、「危険と隣り合わせの仕事をはたして自分の意志で主体的に選んでいるのか」という問いは、パターナリスティックではないだろうか。例えば、当事者の意見を取り入れず、AV出演者を「保護」の観点だけで作られたAV新法では、4か月ルール(撮影から最低五か月待たないと作品を公表できない)のせいで賃金の受け取りが遅れてしまい、結局AV新法を守らない裏業者に出演者が流れている。 もちろん、セックスワーカーが皆SWASHのメンバーのように自分の経験を肯定的に語れる人だけではないことを知っている。「あの時酷い被害にあった」「主体的にしていると思っていたけど、過去の性被害のトラウマの再演だった」という話もたくさん見てきたので、平井さんの言い方を借りるなら、「誇りをもって」セックスワーカーに従事していない人もいるだろう 被害をなくしたいからこそ私は、Sexwork is work(セックスワーカーに人権を)の立場を取っている。(また私はセックス=ケアと考えているので、セックスワーク=ケア労働の一種。これってマルクス主義フェミニズム的だと思うんだけど何故かセックスだけ外に持ち込まれることを「怪しからん!」と怒る人がいる。これは、女性のセックスは家の中で夫に無償でするものという暗黙の了解があって、外で女性がお金を介してセックスすることは、家制度を揺るがす許しがたい行為だと考えられているからだろう)売春防止法や買春処罰法を施行することによってセックスワーカーが地下にもぐりスティグマを強めてしまう。なのでまずは非犯罪化することによってケアを受けやすくし、続けたい人は安全な労働環境で続け、辞めたい人は違う職にスムーズにつけれるようにした方がいい。 (ちなみに買春処罰法を導入している国では、セックスワーカーたちが個人化してしまい、SNSでのやり取りが盛んになるあまり子供の性的被害がより増えているという。) 覚せい剤をはじめとする薬物も罪に問われるのは先進国では日本だけである。法で取り締まれば取り締まるほど被害は深刻化しているし、薬物使用者は刑務所に入った回数が多いほど自殺率が上がるという。諸外国が非犯罪化+ハームリダクションでケアをうけやすくしているようなアプローチをセックスワーカーにも適応するのが筋だろう。 先日話題になったタイの子供が日本人男性に性的搾取されていることを受け買春処罰法を導入しようとする人には買春処罰法がより被害を深刻化することを知ってほしい。またこの件は子供の違法労働が行われていたという事が問題であるので、セックスワーク界隈の法律を厳しくしなくても違うアプローチがあると思う(ここは今から勉強したい) - 2025年12月6日
- 2025年12月6日
10歳から読める・わかるいちばんやさしい日本国憲法南野森,開発社読みたい - 2025年12月6日
- 2025年12月4日
私のからだは私のもの平井美津子まだ読んでる第三章まで読む。平井先生が幼少期受けた性被害のことを読んでいたら、私も男子学生から勝手に体を触られたり、卑猥な言葉を投げかけられたりしたことを思い出した。こういう被害体験を当時学校の先生に行っても「ちょっかいかけているだけ」「〇〇君は〇〇さん(私)のことが好きだから」と全く取り合ってくれなかった。今の子供はちゃんと、先生から「それは被害です」と教えてもらえてるのか心配になった。 ポリタスで宗教虐待の動画を見た時も、信じられない教義を教え込まれてる宗教があるとびっくりしたのだけど、当事者にとっては、「何が自分を抑圧しているか」という事自体わからないから、性被害、虐待、DV、ハラスメントは具体的にどういうものが当てはまるのかできるだけ沢山書いた資料やパンフが役所のような公共機関に合ったらいいなと思う。 最近の高校生は、プレコンという「産めよ増やせよ」という価値観を押し付けるような教育を受けているという。また、性教育のはどめ規定で受精や妊娠の経過を取り扱わないという。こんなんじゃ私の体は私のものであり、体を雑に扱われることにNoと言えるような子供は育たないと思う。心配だ - 2025年12月4日
ありのままがあるところ福森伸読みたい - 2025年12月4日
体の贈り物レベッカ・ブラウン,柴田元幸読みたい - 2025年12月4日
- 2025年12月3日
炎上社会を考える伊藤昌亮読みたい - 2025年12月3日
読み終わったp.195 2024年の自民党総裁選のポスターを女性のコメンテーターが「おじさんの詰め合わせ」と言及し炎上した件で、小林先生が、「毒蝮三太夫が同じことを言っても炎上するか」と書かれてて、絶対炎上しないよなーと思った。おじさんが中心にいる地上波テレビ番組で、女性、しかも若いコメンテーターに指摘されたことにおじさん達は忌避反応を示したという解説に納得。女性専用スペースに反対する男性も同じ思考回路なのではないか。(電車=男性たちの物だと思っている。女性だけの車両が作られたことが、自分たちの場所が奪われたと被害者意識を募らせる) 政治家ポスターの観察も面白かった。スーツのおじさんばかりの政治家ポスターはどうにかならないものかと思っていたけど(私服でウサギを抱いている政治家ポスターがあっても良い)、「仕事が出来そう」「コミュ力が高そう」「多くの人に頼られている」雰囲気を醸し出すポスターを制作するしかないので、結局スーツのおじさんばかり目立ってしまう。政治家は強さを求められてて大変だ。 選挙ポスター、広告をはじめとした、公共空間のジェンダー表象はその社会で受容されているジェンダー感を如実に表しているのだから、ポスターを作る際ジェンダー感をちょっとずつでもアップデートしてもらわないと私たちに押し付けられている規範を再生産することに加担してしまう。ポスターから呪いを受け取らないように小林先生のように家父長制的な価値観がどう可視化されているか批判的に見ていきたい。 - 2025年12月3日
- 2025年12月2日
- 2025年12月2日
女性たちの貧困 “新たな連鎖”の衝撃NHK「女性の貧困」取材班読みたい - 2025年12月2日
- 2025年12月2日
どこかの遠い友に木村哲也,船城稔美読みたい
読み込み中...

