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くりこ
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@kurikomone
三度の飯より本が好き。 生き延びるための読書。
  • 2026年8月12日
    フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別
    フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別
    『部落フェミニズム』の次に読んだのが良かった。 1937年から、日本が朝鮮半島の食文化に干渉(どぶろくづくりや、ホルモンの禁止)することで朝鮮半島出身の人々を弾圧することは、アメリカで、一部の薬物を「違法」とすることで、有色人種を弾圧する過程ととても良く似ている。 植民地支配で、より強固になった家父長制により抑圧をうけた在日朝鮮女性にとっては、ウーマンリブの時代のフェミニズムは、遠い世界の話とされていたこと、 またフェミニストが、彼女たちの痛みに築いていなかったこと、 この二点も『部落フェミニズム』と共通する問題だと思った。 わたしにとってフェミニズムとは、沈黙の声を聴く作業でもある。
  • 2026年8月7日
    肉は美し
    肉は美し
    動物に致死性ウイルスが広がり、あらゆる動物が殺戮され、人を「肉食用」として飼育し屠殺する未来の話。このウイルスの流通というのは、政府のでっちあげだという説もある。人を屠殺することが当たり前になることにより、都合の悪い人間を殺したり、人口のコントロールをすることが目的だという。 屠殺用の人間の声帯をあらかじめ取ったり、ハンストする肉たちの手足を切ったり、殺される人たちが抵抗するシーンはかなりエグい。また、人体実験や、人間への狩猟ゲームも横行していて、<頭(肉食用人間)>への扱いに狂気を感じる。しかし、現代の世界に目を向けてみたら、動物たちには同じことをすでに行っているのだ。また、このように人を非人間化して殺すことは、(もちろん食肉用ではないが)、今でも日常的に行われていることである。 人肉工場で働く主人公の男性はとても優しい。老人ホームに入っている父を心配し、頻繁に見舞いに行く。安楽死させられた二匹のペットの犬たちとの思い出を大事に生きる。殺害を逃れ、街を徘徊する犬たちに同情の目を向ける。 主人公は、食肉用に買っていたメスに思い入れを抱き、体をきれいに洗ってやる。そこから彼はタブーを踏み越え「ジャスミン」と名付けたメスとの共同生活が始まる。子供を失った彼はメスとセックスし子供をもうけ、慈しみ深く世話をする。ジャスミンとの幸せそうな暮らしと、<頭>たちへの非人道的な扱いが、交互に書かれることで、より主人公の優しさが浮き彫りとなる。 このまま子供と三人で幸せになるのだろうか?と一瞬思うのだが、結局彼がしていることは「管理」にすぎないということがラストで明らかになる 。 心優しい人でも、非人道的行為が横行した世界では、残虐さに染められてしまうのだろうか。この小説を読んでから、昔飼っていたメダカが繁殖しすぎて、人にあげてもあげても増え続けて困ったことを思い出した。結局わたしは、あんなにかわいがっていたメダカを、面倒に思って世話をしなくなり、メダカは皆死んだのだった。
  • 2026年8月5日
    フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別
    フェミニズム視点からの在日朝鮮人史ー 植民地主義・家父長制・性差別
    やっと読み始めた。 複合差別について知見を深めたい
  • 2026年8月4日
    敬虔のポリティクス
    敬虔のポリティクス
  • 2026年8月3日
    「夫婦」不在社会
  • 2026年8月3日
  • 2026年8月2日
    肉は美し
    肉は美し
    岡田麻紗さんがおすすめされてて。 感染症が広がり食肉ができなくなり、人肉を動物性タンパク質として、飼育、屠殺する未来の話。 皮をそいだり、声帯を取ったり、ハンストを起こす人間の手足を切ったりかなりエグいのだけど、今の屠殺場も同じようなことをしてるわけで。 ヴィーガンになりたくなる…
  • 2026年7月18日
    みんなこうして連帯してきた
    みんなこうして連帯してきた
    中盤くらいまで読んだ。 ブラックパンサー党を始めとする、黒人解放運動で排除されてたセクシャルマイノリティ同士が連帯し、更にセクマイコミュニティから差別されていた障害者同士が連帯し、さざなみのように運動が広がっていく様子が面白い。 「狂っていて狂っていることに誇りを持っている」とマッドプライド運動が世界中に広がっていく様子に勇気をもらう。「狂った(マッド)」という侮蔑語を、反転させて自分たちに使っているのかっこいいな。 「TERFもSWERFもいらない」では、セクシャルマイノリティとセックスワーカーが連帯する運動が知れるのだけど、多くの教会が、セックスワーカーを匿ったと読んでびっくり。日本の教会も頑張れ
  • 2026年7月15日
    療法としての歴史〈知〉
    療法としての歴史〈知〉
    「死者と生者をつなぐ事業」 沖縄の戦争遺骨収取の取り組み。 遺骨収集ボランティア団体「ガマフヤー」代表・具志堅隆松さんが、遺骨に声をかけながら納骨する姿に心を打たれた。バカバカしいと思う人もいるかもしれないけど、死者との対話は、その世代のコミュニティーに埋め込まれた集合的トラウマの癒やしとなると思う。具志堅さんが、遺骨を人前にさらされることに抵抗を感じる感覚を読むと、コスパタイパだけでは生者も死者も救えないし、むしろその真逆を行く必要があると改めて感じた。(沖縄では、骨に魂が宿っているという思想がある) 遺骨収集活動が、国家による死者の追悼に組み込まれると、靖国神社のようなナショナリズムの色を帯びるという指摘にはハッとした。 具志堅さんは、遺骨収集を巡る後ろめたさを常に感じている。(人目にさらされもののように扱われることに対して)更に、戦死者を隠蔽忘却するかのように復興変容していく沖縄社会に対する怒り、この2点が、遺骨収集をナショナリズムに組み込ませず、生きているものとして、責任を負う行動を続ける原動力となってるのだろう。
  • 2026年7月11日
    部落フェミニズム
    部落フェミニズム
    恥ずかしながら、大阪にずっと住んでいるのに、部落差別について触れたのは16の時だ。当時、正直どこか他人事だったし、天皇制や戸籍制度が部落差別を温存させているなんて考えも及ばなかった。 8人の部落当事者の女性の証言を読みながら、わたしが、知らん顔していた間にも、彼女たちは、暴力にずっとさらされていた、悲鳴を挙げていたってことを痛感する。 特に心に残ったのは、脊髄性筋萎縮症を患う石地さんのインタビュー。母親が部落民だから、子供に障害があるのではないかと疑われたり、2人めの子供を下ろすように強要させられそうになったという。石地さんとその母親は、障害者差別と、部落差別、女性差別という3重の楔をかけられたんだけど、二人の生き方はは対照的。母親は、スティグマを内面化させ閉じて生きる一方、石地さんは、解放運動へと向かう。母親も自分のことを開示できるようになってほしいと願う石地さんのインタビューを読むと、トラウマというのは、1世代では解放されないのだけど、こうやってバトンを渡すことでいつか手放せる日が来るという、ルワンダの人たちのことを思い出した(『生きることでなぜ魂の傷が癒やされるのか』) 親や先祖から譲り受けたトラウマが自分に何を語りかけているか、わたし自身も生き方を考えたい。 差別をトラウマと捉え、世代間伝達トラウマ、集団的トラウマからの回復を考えるヒントを貰えた。 そして反差別を訴えるには、トラウマインフォームドケアの視点がやっぱり必要だと改めて感じた。
  • 2026年7月11日
    生きるためのブックガイド 未来をつくる64冊
  • 2026年7月11日
    「回復」という毒
    絶対読むやつ
  • 2026年7月5日
  • 2026年7月5日
    部落フェミニズム
    部落フェミニズム
    3章まで読む。 いろんなマイノリティ性がある私はフェミニストの集まりに行っても、沈黙せざるを得ない状況が多い。「自分が悪いんだろうか」って責めてしまいそうになるけど、同じ女性でも権力勾配があって、より周縁化されてるものは長く声を聞かれてなかったと読んで、首を縦に振りながら読む。 ーーー 女性差別を訴えるマジョリティ女性が、部落差別に無関心であり続けた現状を知って愕然とした。まさにホワイト・フェミニズム日本版。 マイノリティが被る差別をトラウマとして捉えること(第二章)、世代間伝達トラウマ(第三章)への言及を読んで、やっぱり運動で構造だけ変えても、差別はなくならないなあと思う。 あれだけマイノリティの人権が認められてきたのに、トランプというバックラッシュがあること、トランプを支持する人の9割が小児逆境体験者であることも、TICの欠如が理由の一つじゃないかと思う。 ーー
  • 2026年7月1日
    あいつゲイだって
    かなり読み応えあり。 自分の周りには、セクマイの人が多いから、カミングアウトができている人が、たった1割しか居ないっていうことに驚いた。 多くのセクマイの人にとってこの社会が全く安心できるものではないっていうことがよく分かる。 p・186 「東京五輪で起きたアウティング」で、海外メディアが魔女狩り(セクシャルマイノリティの選手をバラす)ために、マッチングアプリを漁っていたとしってゾッとした。 私はまだ、受けたことがないのだけど、「セクシャルマイノリティでないかという「噂」への対応」が印象にのこった。 「セクマイであっても構わないのではないか」と返答することで、ホモフォビックな考えに亀裂をいれることを私も取り入れたいし、何事にも「亀裂をいれる」ことを恐れないようにしたい。
  • 2026年7月1日
    あいつゲイだって
    中盤まで読む。 2015年の一橋大学アウティング事件をきっかけに書かれたもの。多くのSOGIハラの具体例が知れる。アウティングという言葉と意味を正確に知っている人が、非当事者だと2割に満たないと知ってびっくりした。こんな状況だと当事者がハラスメントを訴えても、多くのケースで沈黙させられているのだろう。 良かれと思ってしたアウティング(医療従事者だから知っておいたほうがいいというような理由)が当人を自死に追い詰めているケースは、ゾッとした。まったく加害の意識がないことで人を死に追い詰めることは、アウティングにかかわらずきっとたくさんあって、自分が生きるということは、他者の命を支え合うことなのだと改めて感じた
  • 2026年7月1日
    句点。に気をつけろ~「自分の言葉」を見失ったあなたへ~
    中盤くらいまで読む 第二章「辻褄が合わなくてもいい」に出てくるアイヌのおじさんが印象的。 セクマイの青年が、アイヌのおじさんにお悩み相談したとき、彼はただ、妻を指さし、「俺はあいつが好きでだから一緒にいる」と言ったそう。 厳しい土地で先祖代々生きていたアイヌのおじさんにとって、人間以外の自然界も含め自分の「世界」。セクシャルマイノリティであるということを全面に出して訴えることでしか社会は変わっていかないのだけど、本当は、人間以外のものにも目線を向けてアイディンティティにとらわれずに生きることが本当の解放につながるのだと思う。 赤坂真理さんの『安全に狂う方法』に書かれていた、まりさん、めばさんのパフォーマンスのことを思い出した。きっとあの二人もパフォーマンスで、概念を超えて真に自由になっているのだろう。
  • 2026年6月29日
  • 2026年6月27日
    安全に狂う方法
    赤坂真理さんに習っているのに、『安全に狂う方法』の内容をちゃんと覚えてなくってもう一度読み直したけど、やっぱりすごいな、これ。 依存症が症状として出ていないけど、実は依存症(固着)していることがアディクトであることとか、よく言われる「依存症の自己治療仮説」とかを全部解体して、赤坂さんが、アディクトを語り直していて、ぐいぐい引き込まれる。 特にアディクトとシャーマンの関係や、摂食障害とトランスセクシャルの類似性とか、どんな医学書にも書かれていない鋭い指摘だと思う。 「うっかり神はやってくる」の、最終章で倉田めばさんと赤坂さんが二人でパフォーマンスをしたあと、「わたし生きていてよかった」と倉田さんが口にしたとよんで泣いてしまった。 赤坂さんのめばさんに対する優しい目線とか、パフォーマンスを通じて、支え合ってるところとか、、、こうやって命を支え合ってるとき、きっと、うっかり神はやってくる。
  • 2026年6月24日
    基地問題から沖縄を知るための60章
    基地問題から沖縄を知るための60章
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