

きらた
@kirata
稀に過去の読了記録(他)がタイムラインに浮上する事もあります、ご容赦下さい
読む指針になればと考え、深めなあらすじを書く事も多いので、展開に触れる感想が苦手な方はご注意下さい
昭和〜平成中期頃のミステリ(探偵小説)に心地良さを感じる気がする読書民 ₍₍ (̨̡⸝⸝´꒳`⸝⸝)̧̢ ₎₎
流行りモノ?知らんがな←
幻想的な謎が現実に解体される様にうっとりします
日常の謎系ミステリのほっこり余韻も好きです
ちょいビターは好物ですがイヤミスはアカンです (。>ㅅ<。)՞՞
ひとごろしでやいのやいのいってるほんばかりよんでるひと |qд°`)))ダヨ
- 2026年10月8日
- 2026年10月7日
鬼談百景小野不由美読み終わったかつて読んだ再読怪異譚うっかり帯を破ってしまいましたが、折角なので(!?)載せてみます♡ 300頁程の文庫本の中に九十九作もの不思議な、或いは怖いはなしを収録した怪談本 解説·稲川淳二 しっとりと怖く、余韻に震える話ばかり 中には微笑ましい話もあるが怪異譚に違いはない 想像力を刺激するので一気には読めないが、おかげで仄暗い闇を数日に渡ってたっぷりと堪能出来た 『残穢』の主人公(作家)が作中で触れていた〈連載で書いてる作品〉がこの『鬼談百景』となる 『残穢』同様『鬼談百景』も映像化(数篇のみらしい)されているとの事だが、私は映像の方は見れない人なので‥カタ((((꒪꒫꒪ ))))カタ 昭和から平成辺りの時代を感じる話(私見)だが、所謂“日本の怪談”のイメージを踏襲しているように感じた ホラーではなく、怪談や怪異譚から感じる空気 短い話は1頁、長くても数頁の話しか収録されていないのにも関わらず、本作は毎回、読了までに時間がかかる(とは言え、両手の指で足る回数位しか読み返してない気がする) 収録作は、時に淡く時に濃い闇を垣間見せ、読み手の想像力を撫でるように刺激する 刺激された想像力が広がるままに1編1編をじっくりと咀嚼し、描かれた闇を覗き込んでしまう ──故に、日に数篇読むだけで疲れてしまう 〈行間から匂い立つ恐怖を想像しすぎて、脳が疲弊する〉との感じだろうか? ここに書かれた話、その現象の起きる原因は何なのか──は、語られない 勿論解決もしていない 故に読み終わってもスッキリせず、じわじわと後を引く それが怪談と言うものなのだと、その余韻に委ね浸るのが怪談の楽しみ方なのだと、誰に言われるでもなく理解しているのは、小さな頃から身近に学校の七不思議等の怪談があったからなのだろうな、などと思ったりもした じんわりと怖さに浸りたい時にこの本は最適だと思いますが、九十九篇を読み続けるのはかなり消耗すると思います(精神力みたいなものが) 個人的には日に数篇、仄暗い時間帯に読むのが宜しいかと思います ただ、この本に刺激的な怖さを求めると拍子抜けするかも知れませんのでご注意下さい 解説の稲川淳二が、この作品の良い所を全部書いてるので、解説を読んでみてから買う(読む)かどうかを決めるのが良いかも知れない ‥‥立ち読みを勧めちゃいけないか‥(´ー`A;)
- 2026年10月6日
読み終わった小劇団を主宰する女優の同居人·ミケさん(通称)は、料理の達人であり名探偵でもある 彼女の部屋に料理目当てで集う劇団員達が口に乗せる話から、解決を導いていく彼·ミケさん しかしそんな彼にも秘密があった── ミステリと共に美味しい料理も楽しめる連作短編集 プロローグとエピローグは書籍化(単行本)の書き下ろし、「特別料理」は文庫書き下ろしだそうです 北森鴻は数作読んでいて、途中までは良いのですが何れも終わり方が苦手に感じ、私の好みには合わない作家なのかな?と避け気味でしたが、この作品は良いとの噂を聞いたので入手 おっかなびっくり読みましたが、この作品はとても好みに合って吃驚しました 連作短編集とは言え、1話目を読み、2話目を読み始めると「あれ?」となる そして3話目で作者の意図が見えてくる これは交互に視点を変えていく構成なのだな、と しかし、しかし 読み進めていくと更に「あれあれ?」と首を傾げる内容になって行き‥‥ 1話毎のミステリの収まりも良く、食べ物も美味しそうで、しかしプロローグから察するに、多分“あの人”には秘密がある 連作との流れの中で、次第に“あの人”の秘密が明かされるのだろうなと読んでいくと‥! 読者の予想を軽々と超えて行く構成 連作短編集の面白さをこれでもかと味わえる、予想外の秀逸さ ミステリ連作短編集のオススメで上位掻っ攫って良いよね、この作品 良い作品に巡り会えたー!٩(´,,>∀<,,)۶ 因みに、小杉の扱いがなんだか可哀想に感じるが、本人(小杉)も気にしていないようだし、それだけ気安い関係なのだなと、私は無理やり納得したが、嫌だなと感じる人もいるかも知れないので、そこだけはちょっと注意した方が良いのかも? けれど、連作短編集のポテンシャルを100%以上引き出してると感じた作品に巡り会えたのは確かなので、個人的には激推ししたい まぁ小杉も大概な性格だから差し引きゼロでトントンだよ!(‥いいのか?) 最近新装版も出たらしいので、気になる方は是非どうぞ!(私は旧版ですが) - 2026年10月5日
- 2026年10月4日
鬼談百景小野不由美かつて読んだ再読中まだ読んでる再読怪異譚毎夜ちょっとずつ読み進めてますが、流石の99話、まだまだ終わらない すっかり忘れてる話もあるし、この話ってこの本で読んだのか!と、思い出したりしながら読んでいますが やはりこの手の怪談話は、1日に多数摂取は不可だなぁと痛感したので御座います - 2026年10月4日
小説の怪人山白朝子ホラー読み終わった幻想著者と関わりを持つ7人の奇妙な小説家をめぐる不思議な出来事を描いたモキュメンタリー風ホラー‥か? じわじわ来るヒトコワ系ホラー? ‥‥説明が難しい感じですね ややミステリ風味もある(ように思う) 『小説家と夜の境界』を改題したとの事 文庫版書き下ろしのあとがきも収録されている 私が今まで読んでいた“山白朝子作品”とは少し雰囲気が異なるように感じた どこかしっとりとした切なさを含んだ余韻は本作からは感じ難く、そんな余韻を楽しみに手に取ったので、その意味では残念だった 本作での余韻は、どこかカラリとした希薄な雰囲気‥他者への干渉を最低限に抑えたアッサリとした感じとでも言えばいいのか あれー?名義間違えてない?と思いました← とは言え、山白朝子作品として捉えなければ、いずれも奇妙でズレていて、やや下世話的な感覚を持つような雰囲気(!?)で読める 観測者であるらしい?主人公にも狂気が内包されてますよね?ちょっと怖いですね?(軽くひきますよね?) でも、それを読んでるアナタ(私)も人のこと言えなくないですか?みたいな‥ (´ー`A;) あ、そうか 何となくシニカルさが漂ってるように感じたんだな、私 個人的に1番好きだと感じたのは「小説家、逃げた」 幸せな終わり方の方が安心するから←? そういう意味では「精神感応小説家」も良かったですね! とは言え、表題作も「脳内アクター」も 楽しく読めましたし、怖さ強め?な他作品も堪能出来ました 何だよ、結局どれも面白かったのかよ、私 はい、そうです←アッ 『エムブリヲ奇譚』等の雰囲気を期待すると“違うな”となりますが、そうでなければ充分楽しめる作品 世にも奇妙な物語のマイルドな感じかな?なんて思ったりしましたが‥ あとがきを読み終わり、あとがきも1つの話でしたねぇ‥と思い、ハッと気付く 実は著者の名もバグったから、山白朝子名義として発行されましたって意味なのでは? いや、それはないか(あとがきは文庫書き下ろしだし、改題前の単行本?も山白朝子名義みたいだし) どうでも良い話ですが、「キ」(タイトル)を見たら、こちらの国で泰麒を探す廉麟の姿(?)が脳裏から離れなくなった事を書いておきますね 魔性の子‥魔性の子を読めと何かが囁いてくる‥‥←
- 2026年10月4日
バラバラ屋敷の怪談大島清昭気になる - 2026年10月3日
小説の怪人山白朝子読み始めた収録作メモ今日はこちらを読んでいます p📕q・ω・。) ⁾⁾ 『小説家と夜の境界』を改題し、文庫版書き下ろしのあとがきも収録されている 収録作 「墓場の小説家」 「小説家、逃げた」 「キ」 「小説の怪人」 「脳内アクター」 「ある編集者の偏執的な恋」 「精神感応小説家」 文庫版『小説の怪人』あとがき - 2026年10月2日
嘘つきたちへ小倉千明読み終わった第1回創元ミステリ短編賞受賞作を含めた、〈嘘つきたちを描いた短編〉5つを収録したミステリ作品集 イヤミスと言うか奇妙な味系とかブラックユーモア風と言うか‥ 個人的には後者側かな? で、いきなり自語り失礼します🙇 私にとっての“イヤミス”ってどこら辺を指すのだろうか?‥との疑問を抱いたので考えてみた 後味が悪くて尚且つ情念的な‥悪意みたいなもの 湿度だったり粘度みたいな、ドロっと絡みつくような暗い思念が、話が終わっても、主人公、或いは読者に向けられ続けている作品‥かな? (ここの判断が自分感覚に拠るので、イヤミス評価が毎回揺れ動いてしまう) とりあえず、本作品集は1作怪しい作品(=イヤミスっぽさを感じる作品)が有りましたが、他は比較的さらっとした読後感(なにそれ?ですが、どう言い表わせば良いのか‥)で、イヤミスから感じる辛さは感じなかったので、総合的にはイヤミスではないな、と判断(私感覚) 異論反論はあるでしょうが、私的にはそうでしたって事です 肌感覚ってのは難しいね!←アッ ナゲタ 収録作は5作、個別に感想を( ノ ꇴ ˋ͈) 「このラジオは終わらせない」 あー!待って、あー!!! ジタ⁽⁽꜀(:3꜂ ꜆)꜄⁾⁾バタ 不穏からのどんでん返しからのもいっちょであーーー! ('ㅂ')⌒(ロ:)⌒(.ㅁ.)⌒(:ロ)⌒('ㅂ') なんだろ、非常に胸を打つ‥胸を締め付ける心の叫びが涙腺を刺激する‥!(泣きはしなかったけど) 終わり方がめっちゃ好みで、この1編で小倉千明に付いていく気になった 「ミステリ好きな男」 途中までは面白かったし、オチの穿った感じがニヤリとさせてくれるのだけど、先の作品でキュッ♡となった気持ちは綺麗に冷めてくれた 1話目の話と真逆な余韻にびっくりして、何か勝手に裏切られた感を抱いてしまったのですね でも、1話目の余韻がなければ好き寄りの話 ‥この、ザラッとしながらも心掴まれる感覚は数十年前にも経験したな〜?(*´艸`*) しかも〈彼〉の別のお話を読みたい気持ちも浮かんでくる 私、王道のミステリも好きだけど、こう言う捻じくれたミステリ愛も好物です(沢山は食べられないけど) 「赤い糸を暴く」 私的感覚ではだいぶイヤミス寄りだと思った作品 しかしここで話が終わるので、真相は藪の中的なイヤミス風エンドとして私的にはギリセーフ←? とは言え、オチはめっちゃエグで陰鬱な気持ちになる こんな赤い糸の真相は知りたくないなぁ、間違っていてくれ‥‥ (閑話休題) ここら辺で、この作者は軽妙に進む会話とストーリーを楽しませながら、最後にどんでん返しを食らわせ、不穏な余韻をたなびかせながら締めるって作風(作品集のコンセプトがそれ)なのかも知れないと気付く (以外個別感想に戻る) 「保健室のホームズ」 !?!?!? 待って、これは感じた事のある味! ‥麻耶雄嵩みだーーーー!*✲٩(ˊᗜˋ*)و ✲* え?気の所為?いや、でも‥!! しかしこの1文で壮絶なネタバレをかました気がしなくもない すまん‥でも私、この話の終わり方、 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!! って感じでテンション上がってたんだー( ノ ꇴ ˋ͈) 因みに「ミステリ好きな男」で感じたのも麻耶雄嵩みでしたっ(òωó)ゝ✨️ 「嘘つきたちへ」 表題作、話的にもどんでん返し的にも評価が高いのは頷けた え?あ!?は???となって不穏 しかし、え?またか、と思わせないのは天晴 小倉千明、追っていきたい作家になるかも知れません 因みに個人的に好き順位はこうかな? 1位「このラジオは終わらせない」 2位「保健室のホームズ」 同着「ミステリ好きな男」 4位「嘘つきたちへ」 ーー越えられない壁ーー ←アッ 「赤い糸を暴く」 今後の作品が楽しみな作家さんだと感じました 「赤い糸を暴く」系が強まって行くとごめんなさいする可能性はありますが‥!(個人的な好みの問題です) 遅効性の毒って感じで、人を選ぶ作風なのかもしれませんが、個人的には堪能出来た作品集でした! - 2026年10月1日
嘘つきたちへ小倉千明読み始めた収録作メモ今日は、これからこちらを読みたいと思います 収録作 「このラジオは終わらせない」 「ミステリ好きな男」 「赤い糸を暴く」 「保健室のホームズ」 「嘘つきたちへ」 - 2026年10月1日
雨上がり月霞む夜西條奈加読み終わった西條奈加作品をもう少し読もうとして手に取った作品(表紙のウサギでホイホイされた) 〈『雨月物語』をモチーフにした作品〉との事だったので、『雨月物語』(円城塔·訳)を読んだ後に読みました 結論 『雨月物語』を読んでから本作を読もうとした自分を褒めたいです(ૢ˃ꌂ˂⁎) 勿論『雨月物語』を未読でも楽しめたと思うのですが、話の厚みがめちゃ変わる‥! そして改めて『雨月物語』を読み返したくなる‥! ※私は1話毎に読み返してました 本作は雨月物語をリブートしてミステリ風味も混ぜ込んだ雨月物語誕生秘話って感じでしょうか ある夜、雨月が出会ったのは、兎の姿のいにしえの妖し 遊戯と名乗るその妖しは、遺っているかも知れない仲間を探す旅の途中だと言う 百年探し歩いているがまだ誰も‥と肩を落とす遊戯に、雨月は暫く自分の元で休んでいくよう勧めた そんな雨月の元には、火事で家を失った秋成が居候をしている 死者や妖しと交流出来る雨月とは異なり、幽霊の類は信じない秋成 しかし、遊戯との出会いをきっかけに様々な変事に巻き込まれていく 親子や夫婦、親友や恋人、大切な誰かへの思い 人の情念や執着によって生み出された怪異を廻る9つの物語 好対照な幼馴染2人と毒舌兎の妖しが辿り着く真実とは──? 特筆すべきは遊戯の存在 雨月には“さま”を付けて呼び敬意を払っているのに対し、秋成への態度は見下しながらの毒舌三昧 ころりと変わる態度に悪気はなく、寧ろ清々しいくらいなので、読んでいて笑うと言うか、微笑ましさを感じる 言いたい放題の兄弟のような、とでも言えば近しいかも知れない そして、時折遊戯と雨月が密やかに交わす会話 雨月にはある目的がある その目的とは何なのか? 遊戯は雨月の目的を知り協力をしているようだが‥ ほんのりと怖く哀しく、優しくて切ない真相は、秋成に何を齎すのか? ──遊戯は今も見守り続けているのだろうか 静かな文章でしっとりとした世界が綴られた素敵な作品でした - 2026年9月30日
雨上がり月霞む夜西條奈加読み始めた収録作メモ『雨月物語』をモチーフに書かれた連作短編集 漸く読み始めました |ᐕ) ⁾⁾ 収録作 「紅蓮白峰」 「菊女の約」 「浅時が宿」 「夢応の金鯉」 「修羅の時」 「磯良の来訪」 「邪性の隠」 「紺頭巾」 「幸福論」 - 2026年9月29日
雨月物語円城塔読み終わった幻想怪異譚江戸時代後期に上田秋成が書いた怪異奇談集の傑作『雨月物語』を円城塔が現代語訳した作品 古典特有のハードルを無くして読みやすくなっているが、美しく洗練された文章には格調高さが漂う うっすらとは知っている気はするけど‥との状態だった『雨月物語』 かなり昔に書かれた作品だと思っていましたが、実際は江戸時代後期に書かれた作品で、描かれている舞台が戦国時代等なのですね 『雨月物語』をモチーフにした作品を買ったので、そちらを読む前に『雨月物語』は読まなくては‥!と、思いながらも“古典‥読み難い‥どうしよう”とぐぬぬ( `°罒°) していたのですが、入った本屋でこちらの本を発見 そう言えば、円城塔·訳の『雨月物語』は読みやすかったとの感想をSNSで見たな、と思い出したので購入しました ただ、個人的には、堅苦しいと言うか小難しい文体の方とのイメージを円城塔には持っていたので、ほんのりと不安を抱いていたのですが‥ 序文に書かれた漢文にルビで訳文を添える奇抜さに心奪われた その時からこれは読みやすいと確信出来ていたのだろう 行きつ戻りつをした箇所も多少ありましたが、読み手をノせてくるような文体‥テンポかなぁ?が心地良く、無理なく楽しく読むことが出来た 現代語訳って本当にありがたいですね! 『雨月物語』は怪異奇談集の傑作と言われていますが、幽霊や妖怪の恐ろしさより、人間の悲しみ·恨み·一途な心に焦点を当て、人の儚さや物悲しさを余韻として味わうような内容となってるので、“ホラー作品”を期待してると肩透かしを食らうかも知れません 人が人であるが故に抱く思い·心が次第に変質して行く様子を感じ取る‥みたいな? 怪異譚、幽霊譚等でピンと来なければ、幻想ホラーと置き換えてみると雰囲気が寄るような気も‥しませんかねぇ?難しいですね 描かれた9編は悲しさあり畏れあり怒りあり?と様々な読み心地 「夢応の鯉魚」は幻想入り混じり、やや滑稽さを醸し出した部分も含めて美しい話だと感じました 「吉備津の釜」「蛇性の淫」は並び順が秀逸 「浅茅が宿」をぽつんと前に置き、この2つの話と離したのがよい具合だと感じました 順番で話の印象は変わると思うので! そして「青頭巾」は‥この時代には(どの時代でも?)あっておかしくないんだけど、妄執が段違いのBLだった(言い方) 愛しくて悲しくてむしゃむしゃぺろぺろ そんな神をも恐れぬ愛の表現がこの時代にもあったなんて‥! 日本人って業が深い←ナニイッテルノコノヒト あーびっくりした、ほんとびっくりした そしてそこからの「貧福論」 現代人にも突き刺さる‥と言うか、今の政治家センセイたち、これ読んで?(真顔) 訳文も関係してるのだろうけど、現代にも通じる経済談義(と言うのかなぁ?)でハッとさせられました 結論的には人間を狂わせる金という存在こそが、この世で一番不気味で強力な怪異、ってことなのでしょうが、そこに至るまでの会話(話)は一読の価値ありあり過ぎた 古典文学ってヤバいんだな‥(褒めてる)
- 2026年9月28日
- 2026年9月28日
雨月物語円城塔読み始めた収録作メモ今日からこちらを読み始めました p📕q・ω・。) ⁾⁾ 作品のタイトルは知っているのだけど、読んだことはあったかなぁ?ないよなぁ?との朧な記憶 現代語訳なら読めるっしょ! との気持ちでチャレンジです(近代とか古典とか苦手過ぎてすいません) 収録作 序文 「白峰」 「菊花の約」 「浅茅が宿」 「夢応の鯉魚」 「仏法僧」 「吉備津の釜」 「蛇性の淫」 「青頭巾」 「貧福論」 - 2026年9月27日
同じ星の下に (幻冬舎文庫)八重野統摩読み終わった『ペンギンは空を見上げる』が、ミステリで少年の成長譚で感動に震えた作品だったので、“あの作者さんの作品かー!”とむしゃぶりつきました(言い方) しかしこれ、テーマがめっちゃ重い ‥『ペンギン〜』も重めテーマが隠されていましたが、こちらの方は倫理的な意味も含めてもっと重かった 直接的な表現は避けているのですが、それ故に、日常的に受けているとの察しが付いてしまい‥ただ只管に辛く苦しい 誘拐は紛れもなく犯罪なのだけど、この誘拐は是だなと思ってしまう‥ 中2の沙耶は下校中に児童養護施設の職員を名乗る男に声をかけられる 相談の電話をしていた沙耶は疑いもなく男の車に乗り込み、連れて行かれた家の中で、沙耶は自分が誘拐されたと知った 真冬の北国、足に鎖を繋がれた中で始まる犯人と2人きりの監禁生活 自分の家よりもはるかに裕福と思える家に囚われた沙耶 暖かい部屋に温かな食事 部屋の隅には立派なクリスマスツリー 囚えられた直後こそ恐怖を感じた沙耶だったが、それ以降、脅かす事はせず、穏やかに静かに接する男から優しさを感じるようになって行く しかし男が提示した身代金は2千万 自分の家にそんな金はない、そもそも親が金を出すはずがないと沙耶が言っても、男は心配するなと言うばかり しかも男は、身代金目当ての営利誘拐だとの犯行声明を警察に直接送っていた 犯行声明が届いた警察は、事実確認のため沙耶の学校や両親のもとに聞き取り調査に向かい── 沙耶と誘拐犯の日々と、誘拐事件を調べる刑事の視点が交互に語られながら話は進む 沙耶の置かれていた境遇は、沙耶の口から犯人に伝わったり、沙耶の思考との形で読者に伝わるが、事件を調べる刑事にも、学内での様子や両親の態度から伝わっていく 娘を誘拐された被害者である両親に対して複雑な感情を抱きながらも事件を捜査する刑事たち 刑事は内心煮えくり返っているとわかるので、心の何処かがホッとするし、そこまで仲良くないけど“何かおかしい”と気付いて気にかけているクラスメイトの存在も嬉しい そして何よりも誘拐犯の男の態度が! 誘拐犯と被害者との形ではあるのだけど、沙耶の両親と比べても、誘拐犯の男の方がまともな大人と子供の関係になっている 何が食べたいか訊き、夜更かしはしないようにと注意し、具合が悪そうな時は雑炊を作り、枕元に飲み物を置き、病気の子供を1人には出来ないと会社を休む 誘拐中の生活だと分かっていても、犯人と沙耶の会話が軽妙なので、2人の日々に微笑ましさを感じてしまうし、沙耶はそんな日々を自宅では送っていなかったのだとの事に苦しさを感じる 虐待との重く苦しいテーマを描きながらも、誘拐生活の優しさと切なさにホロリとしながら読み進め、身代金引き渡し当日、刑事と両親と犯人と沙耶がその場所に集い──事件は終わる 誘拐犯は何者なのか、何が目的だったのか? 話の途中で何度も涙を拭いていたが、エピローグでは涙が止まらず、読み進めるのが困難になるほどだった 善人過ぎる男が向き合った罪と罰 八重野統摩の作品は、ミステリだと思って読み始めたら読者に訴えてくる人間ドラマで、でも最後まで読んだら、ミステリでもあったなぁと思う作品ばかりなんでしょうかね? なんか泣きすぎて目が痛いし頭が熱持ってる感覚でフラフラする‥ 優しくて切ないけど、重くて苦しいから読む方は心身を整えてからどうぞ! - 2026年9月26日
- 2026年9月25日
鬼談百景小野不由美ちょっと開いたかつて読んだ読み始めた再読小野不由美作品再読祭りと称してこちらの作品の再読開始📗٩(。˃ ᵕ ˂ )و ‥とは言え、怪談が九十九作品収録されている本作を一気に読み返すのは無理(精神的に)なので、毎日ちょこっと数篇を〈夜に〉読んでいこうと思います ホラー耐性、歳と共にどんどん低くなっていますが、折角読むなら!って感じ←!? なお、 あっ無理‥!ฅ(๑*д*๑)ฅ となりましたら、昼間のみの読書に変更致します(òωó)ゝ - 2026年9月25日
パラサイトグリーン --ある樹木医の記録丹地陽子,有間カオル,朝宮運河読み終わった『ボタニカル』を改題·改稿した作品との事です 雨宮芙蓉は樹木医であるが、心療内科医の朝比奈匡助の依頼で“植物に寄生される未知の病(通称ボタニカル病)”に罹った人の診察も行っていた 樹木医としてはまだ経験も浅く、主な仕事は“ある施設の庭師”として定期的に樹木の手入れをするだけの雨宮 本来の業務とは異なる“ボタニカル病の診察”を受けているのは、朝比奈の強引さもあるが、雨宮に特殊な能力〜父親譲りの力〜があるからだった 公には公表されていないこの病を、国内で唯一研究している朝比奈 そんな朝比奈の研究に付き合っていた雨宮の父は、ある日朝比奈の手伝いを放棄し旅に出かけてしまった それで、娘である雨宮(芙蓉)にその役割が回ってきたのだ ──そして、雨宮はボタニカル病の患者と向き合い、患者たちの内面、抱え込んでいる苦悩と向き合い、耳を傾ける‥ 病に罹った患者との対話は仄暗さを纏い、読者を幻想的な世界へ導いていく 物悲しさを孕んだ淡い闇 ライトノベル系の甘さも含めて、何処か後ろ暗さを感じながら浸る世界の心地良さ 虚構の世界を巡る旅ととしてはかなり満足出来る作品 ミステリではあるけれど、ミステリさを纏った幻想的な話と言うのが私的には正しいように感じた ラストは切ないと言うか、遣る瀬無さが溢れるが、それは、読んでいる中で知らず知らず朝比奈に肩入れをしていたからだと思う 章が(話が)進むにつれ、作中で雨宮が言うほど朝比奈は独善的な人物には見えなくなって行き、朝比奈のどこか歯切れの悪い言葉に疑問を感じ── だから、最終話(最終章)で明かされ、散りばめられていた伏線が繋がる真相に痛みを抱いてしまった 与え続けられている無償の愛に気付けず、気付いてもまた失われていく ──いい夢なら、いつも見ているじゃないか── 序盤で漏らした朝比奈の言葉が、読み終わった後に胸を打つ 真相を知ると発した言葉の印象が変わる そして、胸中の苦しみを現さない態度に、朝比奈の強い決意と思いの深さを感じるのだ 本作はゆらゆらと揺れながら幻想に沈んでいくような終わり方に思えたので、スッキリした話を好む方にはオススメ出来ない けれど、たまにはこんな世界の中に揺蕩ってみたい日もあるのだ そんな意味ではとても肌に合う良い作品だった - 2026年9月24日
パラサイトグリーン --ある樹木医の記録丹地陽子,有間カオル,朝宮運河読み始めた収録作メモ今日からこちらを読んでますよ! 幻想ミステリっぽい感じ? 植物に寄生されるという奇病、ボタニカル病に罹った患者を診る樹木医のお話 4章(4編?)で綴られる連作短編のような作品 収録作 「春ノ章 花咲ける病」 「夏ノ章 透ける花の想い」 「秋ノ章 最後の花の宴」 「冬ノ章 多幸感のその代償を与える花」
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