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高瀬
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@bakush_no
読書メーターもやってます。高瀬は敬愛する西澤保彦さんの小説のキャラから取ってます。 2026年の目標:黒澤明「生きる」を通しで見る。
  • 2026年8月21日
    「ない仕事」の作り方
    飽きたからやめるのは普通のことだから、それを追いかけ続けて好きになってしまうようにする、などみうらさんのセンスのオンパレード。 幼少期からこだわりがたくさんあって、そこから一時的に離れていたとしても、また役に立つ日が来る、こういう心がけが必要なのだと思う。
  • 2026年8月19日
    さいはての彼女
    原田さんの作品と言葉は一服の清涼剤であり、ビタミンである。 こうでなきゃという人生から突如切り離されてしまった女性たちがいつだってやり直せると気付かされる旅の短編集。 2篇で登場するナギちゃんはなんとも魅力的で彼女を主人公にして長編一冊かけそう。それをあえて短編集にまとめるのがニクい。風景描写も鮮やかで、丁寧。極寒の北海道の気温が伝わってくるよう。 「以上、今日と明日のナギでした!」は現在と未来しかないように見えて、着地点がちゃんとある。ナギは今を生きて未来を見据えているんだと思う。 大切な友人とそのお母さんに手紙をしたためる章も素敵。こんなふうに気持ちに正直に手紙が書けたらなぁ!
  • 2026年8月16日
    中国TikTok民俗学
    『バッタを倒しにアフリカへ』と似た感じで、文体が軽快で読みやすくて一気読み!ゆる民俗学ラジオで作者が出演していて、興味を持った次第。 中国三千年の歴史から生まれ、変化してきたある種奇抜な信仰の数々は、道中で出会う人々を含めて胡散臭さを感じつつも、正しい神にはギャンブルの類は祈れないから怨霊に祈願する、といった理屈や、信仰はちょっとした拠り所として機能するぶんには必要不可欠とする根拠など考えもしなかったことがたくさんあり、信仰に対する考えが変わったかも。撮影というデリケートな問題に直面しても、そもそもの最初は撮影の概念がなかったのだから個人的な考えだ、と先人に敬意を払ってるのかなんだかわからない作者のスタンスも面白い。
  • 2026年8月15日
    新装版 夜中の薔薇
    表題の「夜中の薔薇」は「眠る盃」と並ぶ、言葉間違いから始まる回想に引き込まれる。間違いなのに詩的な響き。夜の闇は怖い。何かが蠢いている気がする。床に落ちている爪が大人のものであるというのをドラマに取り込むことにこだわる部分も印象的だった。生活のすべてを観察してきたからこそ、ちょっとしたこともおろそかにできないという強い意志を感じる。 作者が人生を確立するきっかけになったエピソード「手袋をさがす」もハッとさせられる。反省はしない、このまま付き合っていこう。こんな風に自分の人生を大事にしてきただろうか? エッセイはほとんど読んできたが、向田さんの仕事をする上でのスタンスを描いたものはあまり読んでないイメージだったので、手袋から広がった先の確固たる信念に触れ、ますます大好きになった。永遠に憧れの人だ。
  • 2026年8月3日
    金田一耕助ファイル3 獄門島 (角川文庫)
    横溝初読み。 八つ墓村や犬神家の映像から連想されるおどろおどろしさは少なめで安心。 児童書で、本作のオマージュのような作品があったのと、和尚の言葉がキーワードということは知っていたので、残念ながら驚きは少なかったが、戦争で人を殺すことが常態化したことを知っている人が当時の読者であったことを考えると、殺人の業の深さに紙幅を割いているのは興味深い。
  • 2026年7月31日
    好きな食べ物がみつからない
    好きな食べ物はなんですか? この問題にとことん向き合っていく本書。出てきた結論はなんだか、食べ物だけでなく、対人関係においても有効そう。 各章の末尾で作者がつけたランキングにのっとった表彰台のイラストがあるが、ランク外になったアボカドがシュンとしているのが可愛い。 他の食べ物が勝ち誇っているのも可愛い。
  • 2026年7月28日
    斜陽館殺人事件
    斜陽館殺人事件
    米澤さんのポストで発見。ウッドハウスがミステリを書いたらこうなっただろう、という意図で書かれたのなら、是が非でも読まねばなるまい。
  • 2026年7月28日
    せどり男爵数奇譚
    米澤穂信さんが「米澤屋書店」でおすすめしていた本だと気がつき、古本屋で購入。 推理小説とは謳っているものの、怪奇譚というか、味わいとしてはポーに近い。 人皮で装丁を作る話など、エログロもあるので注意は必要。 稀覯本を前にした菊池、そのほかの人物の感情の迸りがものすごく、こちらも思わず震えるほど。 この価値をわかっているのは自分しかいないという度を越した優越感と、この価値を知らない人にむざむざ渡してたまるかという執念。 作者はスクープ屋でもあったようで、文章もリズミカルで読みやすい。 読んで損はない、傑作。
  • 2026年7月26日
  • 2026年7月20日
    ご機嫌な習慣
    ご機嫌な習慣
    松浦さんのあの語り口が聞こえてくるような筆致。 しんしんとした中、急に娘さんの彼氏に会えなくて気まずいエピソードがあって微笑ましかった笑
  • 2026年7月13日
    川島明の辞書で呑む 公式辞典
    川島明の辞書で呑む 公式辞典
  • 2026年7月11日
    倫敦スコーンの謎
    短編集になると、小鳩くんのスイーツに対する解像度が上がってて面白い。 ほんと、この世界観の連中は冷めた人が多い。唯一の例外は堂島くらいだろう。 私も美味しいスコーンが食べたい。 古典部シリーズにもスコーンのお店が登場するが、米澤さんがスコーン好きなんだろうか…
  • 2026年7月4日
    死神の精度
    死神の精度
    『吹雪に死神』が1番ミステリとして面白かった。 各章のタイトルのてにをはが全部違っていて、意味が全然通っていないのがかえって良かった。 あの料理人も、伊坂作品のキャラクターかな?『重力ピエロ』の春が出てくるなど、小ネタも楽しい。 あと巻末のインタビューで、伊坂さんの愛妻家ぶりが伝わってきて微笑ましかった笑
  • 2026年6月29日
    すこやかなひとりぼっちの守り方
    すこやかなひとりぼっちの守り方
  • 2026年6月28日
    アンチ・グッドモーニング
    文藝春号で読了。 八木さんはいつか芥川賞獲って欲しいな、と(いつかの古谷田さんと同じく)思ってたけど、今作は狙いすぎかな… 出冬覚の存在が、悪魔の導き手のようなフィクション的な人物として違和感がなく、主人公が過去の取るに足らないトラウマに悩まされているのはいいのだが、終盤の飯沢、ユウキの登場の必要性が分からないし、旦那や上司の方がより不気味だろうという。 休日でもメンションに追いかけられたり、有休とってせっかくメンクリに行こうとしたのに、上司からの電話を車内で受けて怒られたり、怒りとままならなさの描写は好みだった。
  • 2026年6月27日
    やりなおし世界文学
    最初は探り探りだった感が、山月記あたりからギアがあがってきた気がする、津村さんによる世界文学の書評というか感想文。 オースティンを姉ちゃんと形容するのはどうなのかなと思うのだが笑 『山月記』の「あと三時間したら「李陵」だぜ」などロックな感じが面白いし、作家ならではでこう書きたいという学びもある等身大で衒いのない文章に、 感想文はこれくらいフランクでいいのだな、と思わせる一冊。 なお、私がこの中で読んでいたのは12/92…読みたい本がストックできた!
  • 2026年6月15日
    カフネ
    カフネ
    思ったより、共感できない人物が集まっていた。吉本ばななの『キッチン』が荒んだバージョンというか… 主人公がバリキャリと年であることを強調するのがなんだか痛々しい。公式では末次さんの綺麗なイラストになっているが、脳内ではそんなにスマートなイメージはなかった。 神格化され、期待されていた春彦が唯一何かしてあげたい、と思ったのがお姉さんなんだなぁと思う。 あと、年老いてものわかりの悪い親vs離れたい子という構図に弱いので、泣いた。 ドラマ化するのかな? Netflix 『クィア アイ』と同じ。こちらも料理や洋服、ケア、そしてインテリアで依頼者を新しい自分にしていく。
  • 2026年6月10日
    黄金の壺
    黄金の壺
  • 2026年6月9日
    スポンサーから一言 (1966年) (創元推理文庫)
  • 2026年6月8日
    心が雨漏りする日には
    「30代は力がついてきて自分が思っているとおりのことができるようになる。楽しみだね」 中島さんは不思議な人だ。あまりにも周りに愛されている。そうでなければ当に死んでいたに違いない。 全編鬱の闘病記といってもいいはずなのに、カラッとしていて軽やかだ。悲観していたわけでも諦めていたわけでもない。父親かおじさんから受け継いだ運命めいたものを前にしてただただ生きて生きたのだと思う。その運命をまた恨んでもいない。 なんて生命力に溢れているんだろう!
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