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TOMOCK
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@To_mock
京極夏彦先生が好きです。ミステリ、純文学、社会学、ジェンダー、民俗学、詩、児童文学、絵本、ファンタジー、歴史いろいろ読みます。
  • 2026年10月9日
    白銀の墟 玄の月 第三巻 十二国記
    ひとりひとりが孤独にを追い求めていたけれど、ようやく信頼しあえる相手に出会えて結束していく。 六寝に引きこもっていた阿選の側も少しずつ動きが。 泰麒の側でひとり守ってきた項梁にも、耶利や恵棟という信のおける人物が増えてくる。 李斎は道士や土匪を中心に人心を集めていく。李斎を中心にまとまっていく。 そしてようやくあの方の所在が綴られる。 戴の凍えるような寒さの中に少しずつ火が灯っていく。
  • 2026年10月4日
    白銀の墟 玄の月 第二巻 十二国記
    子の具合が悪くてなかなか読み進まらなかった。 泰麒の性格がこんなふうになってしまったのは阿選のせいでもあり、蓬莱での事件のせいでもあり…。 放置されている民と、依然行方の知れない驍宗。 李斎の側も少しずつ進んでいるはずなのだけど、絶望しかける。 とにかくもどかしい2巻。 早く3巻を読み進めたい。
  • 2026年9月26日
    白銀の墟 玄の月 第一巻 十二国記
    白銀〜は4巻あるので1巻目は導入や現状を深く知るための巻。 ようやくこちら側に帰ってきた泰麒(高里)と李斎が驍宗の行方を探して戴に向かう。 阿選が何故謀反を起こしたのか、読んだはずなのにすっかり忘れて、理不尽…理不尽だよ…と想いながら読む。苦しい巻。
  • 2026年9月20日
    黄昏の岸 暁の天 十二国記
    この世界の理があり、それに則って世界は作られているということがよくわかる巻。 理は天が作っていて、それを犯せば王であろうと罰を受ける。 その天の理の範囲に及ばないような事が、この巻で、魔性の子で、起きてしまっている。 現実の世界には王も天も無いはずなのに、王や天のように振る舞う自国の総理大臣や他国の大統領たちを見ているいま、陽子のいう大使館や国連のような組織は果たして十二国記の世界でもうまく機能するのだろうかと考えずにはいられない。
  • 2026年9月19日
    魔性の子 十二国記
    何度か読んでいるはずなのに、やっぱりラストがきつかった。 小野不由美先生のパートナーの綾辻行人先生のAnotherにも畳み掛けるように人が亡くなるシーンが出てくるのを思い出した。魔性子の方が先だけれど。なんとなく重なった。 あまり関係ないけれど、この作品の解説がいちいち「女性ならではの細やかな」「女性というのは恐ろしい」という表現が入り込んできて興が覚めた。平成3年に書かれた解説文とはいえ、なかなか恥ずかしい書きぶりだと思う。 解説を書いた作家の方を調べたら、弟さんがジャズミュージシャンで、色々思うところの重なる人だった。 話を戻すと、このお話がまた更に十二国記の本編に影響してゆく。
  • 2026年9月17日
    華胥の幽夢 (かしょのゆめ) 十二国記 7 (新潮文庫)
    思ったより時間がかかってしまった。 新刊発売日ですがようやくここまで読みました。 短編ひとつひとつが本当に読み応えがあります。 世界にはいろんな王がいて、平和を保つにもなかなか難しく、 隣り合う国同士は傾くと荒民が流れていってしまう。 いつも右往左往して苦しむのは民。 こちらの世界と同じだなと思う。
  • 2026年9月13日
    図南の翼 十二国記
    十二国記の中でも人気の高い今作は、感想を見ていると、ラストにスカッとするという人が多い。 確かにインパクトのあるラストではあるのだけれど、スカッとするというのは理解できない。 珠晶は確かに賢いし、物事をはっきりというところが魅力であるけれど、彼女が背負う物の大きさとか、これからの事を想像すると、スカッとなんてできないよなぁとわたしは思ってしまう。
  • 2026年9月11日
    丕緒の鳥 十二国記
    この短篇集は、どの問いかけも重い。政治に対しての関心無関心の問題や、死刑と人の尊厳の話、自然の多様性をいかに守ってゆくか、科学的な実証の積み重ねと文化をいかにして守り続けるのか、どれも新書や人文書のような内容。それを短編の物語でやってしまう小野不由美先生。こうしたものの背景を普段から下敷きに持っていないと気がつけないのかも知れないけれど、様々な本を読んで帰ってきたからこそ、新たに考える事が出来たように思う。
  • 2026年9月7日
    風の万里 黎明の空(下) 十二国記
    景王に会ってみたいと世を恨みながら、別々のところから慶国を目指す二人の景王陽子と同じ年頃の女子。 とにかく楽俊の人柄が素晴らしい。 官僚たちの腐敗を許してきた先王たち、女だと言うことでみくびられる陽子。なんだこれは現実社会の縮図か?と言いたくなるようなストーリー。最終的になんとか落とし所があるけれどスカッとして終わるわけではない。スカッとして終わったと思っている人は誤読なのでよく読んでほしい。 次の丕緒の鳥1話目もなかなかですぞ…
  • 2026年9月6日
    風の万里 黎明の空(上) 十二国記
    誰よりも自分が可哀想な境遇だと、誰かに慰めてほしい…そういう時は誰しもあると思う。16、7歳くらいだったら、まだ大人としての責任を自覚するにも早い時期。 だとしてもその場にいながら多くの人の命運が変わってしまうのだとしたら?自分よりももっと悲惨な状況を逞しく生きている人もいたりする。弱いままで生きていける世の中になってほしいとわたしは思うけれども、誰かと比べて自分こそ一番惨めだと言うような世の中にはなってほしくないなと思いながら上巻読んだ。
  • 2026年9月3日
    東の海神 西の滄海 十二国記
    過去に何度も読んでいた時よりも、権力ということに対して色々思うことが増えたように感じる。いまのこの国の権力者が責任を取らない事に重なってしまうところが大きい。 十二国記の世界は王がいるけれど、いまのこの国は王はいない。 ただ、責任を任せられているリーダーという部分では、延王のような人がリーダーであったならと思わずにはいられなかった。なかなかトリッキーな王だけど。
  • 2026年9月1日
    風の海 迷宮の岸 十二国記
    十二国記2作目。 一作目の陽子には、直接感情移入してしまうのだけれど、 今回は泰麒のそばに仕える蓉可の気持ちで幼い麒麟を見守ってしまう。 そしてまた、グイグイと読んでしまう。 目が字を追いかけていく。 何度も読んだはずの物語に、ハラハラさせられる。 そして最後までハラハラして、 読み終わった後も続きの話を知っているだけに まだゾワゾワしている。 もう、次!次読もう。
  • 2026年8月31日
    月の影 影の海(下) 十二国記
    何度も読んでて覚えているだろう流し読みでいいかなと思ってしまった自分が恥ずかしい。 もちろん話の筋は覚えているけれど、陽子が現代日本で置かれていた状況は、家父長制よってきつくきつく縛られていたし、陽子のように流されてきてしまった人は、太平洋戦争や学生運動の頃に国の大きな力に巻き込まれて虐げられた人だったり。人種差別や、権力の暴力まで一作品めにしっかり織り込まれている。 もちろんそうしたものを気にかけなくてもエンターテインメントとして読めるけど、30年以上前に書かれたこの作品がいまも普遍的で、大人になって読んだ時にそうした仕掛けに気がつけるようになったことにも嬉しさを感じる。 小野不由美先生は天才だなと、改めて。みんな知ってるよねぇ。
  • 2026年8月29日
    月の影 影の海(上) 十二国記
    8月終わりから最新刊を待つために全部読み返すことに。
  • 2026年8月13日
    波の子どもたち
    波の子どもたち
    自由になるために、脱北する16歳の3人。 冒頭の疾走感に置いていかれないように必死で食らいついて読む。
  • 2026年8月1日
    十戒 (講談社文庫)
    「方舟」読み終わって、こちら読んでる。 一度読んだのも方舟より最近なので、内容を覚えてる…! と思ったけど、あんまり覚えてなかった。 さすが中年の記憶力。
  • 2026年8月1日
    〈寝た子〉なんているの?
    上川多実さんと年齢が近い事もあって、思春期から一緒に見てきたかのような気持ちにさせる語りに一緒に泣きそうになったり、家族の理不尽に怒りたくなるような気持ちになる。 わたし自身は学校で同和教育のビデオを観たくらいしか当時被差別部落は知らなかった。民俗学者の語りによる「西日本に多い」というのも当たり前のように信じてしまって、つい数年前にも迂闊な発言を知り合いにしてしまった事がある。 網野善彦先生は「西だけの問題ではないです」と、対談集のなかで発言されていて、どういう事なのだろうと考えていた。結婚や上京で、いろんなところに住まいを移している被差別部落出身者の子どもや孫もいるし、それはいつも透明化されているんだなって。 被差別部落もそうだし、多実さんが親にされたような「こうあって欲しいの押し付け」も、自分は子にしいてないか、みにつまされる思いだった。 今後も折に触れて読み返したい。
  • 2026年7月21日
    方舟
    方舟
    以前に単行本で読んでいたはずなのに、最後のオチ以外全部忘れていて新鮮に読めている。十戒と繋がっていたので、楽園にも繋がるかなと思い再読。なかなか楽園に行かれない。
  • 2026年7月18日
    普通という異常 健常発達という病
    冒頭から健常発達の子たちが発達障害の子たちにいじわるコミュニケーションをしてくる話から始まってて、 健常発達の子たちは人の目や周りの目、同調圧力を駆使して自分の立ち位置を測るのに対し、 発達障害の子たちは、自分軸があって、そうしたいじわるがなんで起きるのか理解できないというような事が書かれている。 健常発達だからといって、普通というわけではない。 すごく面白い。
  • 2026年7月15日
    なぜあなたの感想はふつうなのか
    言語化ブームだけれど、誰かに何かを伝達するための基礎的な事とか、話の裏打ちみたいな事について丁寧に教えてくれているし、ある意味でデマを拡散しない為にも必要なリテラシーの問題とか、自分の言葉を研ぎ澄ませるための必須項目を丁寧に扱ってくれて、それを楽しむための本でした。タイトルが尖ってるけど、とてもいい本です。
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